1980~90's FioRio Made For L'UOMO VOGUE Smooth touch suède & leather piping quilting coverall

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スムーースな革質。ていうかホントにレザーか？？？とアメリカで疑い、日本で帰ってきて見てまた疑いました。

柔らかすぎて。滑らかすぎて。

スエードボディはムラ感あるのも無骨で格好良いなと思うんですが、真逆のスムースさ。
端正で色気を感じる質感。

とんでもなく繊細な鞣(なめ)し、漉(す)き、バフィング(起毛加工)。
丁寧すぎる仕事を想像させる革質です。

着用していてもレザーを纏った時の動きを抑制される感覚はゼロ。
何ならずっと着ていたいほど気持ちが良いです。

と、革質が良いのは魅力の半分で、ディテールも素晴らしい。

まず”スエードキルティング”という最高級レザーファクトリーでなければ早々やらないであろう技術。

襟裏までしっかりと極上スムースレザーによるパイピング。
たまにありますが、革質はそこそこでスレによる劣化必至のものが多いです。この質感は上質であり、丈夫。

ドレッシーなサイドベンツ。そしてフロント同一の洗練された艶のあるスナップボタン。

更には裏地もキルティングでしかもドビー織のような60'sテーラリングさながらな洒落の効いたテキスタイル。

たくさん書いてすみません。

でも極めつけにそれらをこの品のあるブルーネイビーで表現しているのも、ちょっと引くくらい可笑しいです。

絶対に相容れない、交わることのないアメリカのお洒落好き富裕層が着ていたであろう代物。

圧倒的庶民の神奈川県民である僕が心からお勧めします。

※状態は画像を参考にお願い致します。